とは言ったものの、本当にともだちではないです(汗)
カビは日常生活の中で絶対に防げるものではないので、うまく付き合っていきましょう、という意味です。
私は、割と普通のマンションの1階に住んでいますが、海が近いために湿気がものすごく高い環境なんです。
なので、カビとの戦いの歴史は長く、最終的には上手く付き合うしかないという結論に至りました。
それを踏まえた上で、カビとの上手な付き合い方をお伝えします。
カビが発生する原因
まず、カビが発生する原因は大きく4つあります。
1.水分
2.温度
3.栄養
4.酸素
この中のどれか1つを取り除くと発生を防ぐことができます。
一つ一つ解説していきましょう。
①の水分は実際には「湿度」になります。
お風呂に入った後の浴室や、梅雨の時期など、お部屋の湿度が80%を超えるとカビが発生しやすくなります。
換気をして湿度を外に出してしまえばいいのですが、梅雨の時期などは窓を開けると余計に湿度が上がったりもします。
除湿機やエアコンの除湿機能で湿度を下げる方法が手っ取り早いのですが、梅雨の時期などは毎日毎日エアコンを動かすのも電気代がかかってしまうので大変ですよね。
しかも、エアコンを止めたら湿度は数時間でまた元に戻ってしまいます。
②の温度はこれまたエアコンで解決できます。
③の栄養はホコリ、髪の毛、石鹸カス、人のアカなど、有機物質はすべてカビを繁殖させる要因です。
④の酸素ですが、これを無くしたら私たちも生きていけません。
例えば長時間使用しない衣類をしまうのであれば、できるだけ真空状態で保管することによってカビの発生を抑えることができます。ホームセンターなどで売っている圧縮袋を使うと良いでしょう。
カビとの付き合い方
発生する原因を読んでいただければわかるように、カビの発生を完全に抑えることは現実的には不可能と言えます。
では、どのようにカビと付き合っていくかをご紹介しましょう。
できるだけ風を通す、できるだけエアコンや除湿機を使うなどは当然やってください。
僕も電気代が高いのは嫌なので、我慢ならない日だけで大丈夫です。
これをやるのと放置するのでは雲泥の差が出ます。
そして、カビをやっつけるのは「カビキラー」がいいです。
カビキラーは一般的に劇薬と言われていて触るのも怖いと思われがちですが「手袋」「換気」さえ気をつければ本当に頼もしいやつです。
ジョンソンのカビキラーは少々お値段が張るのでホームセンターで売っている少し安めのカビ取り剤を普段使いにお勧めします。少々劇薬度が落ちますが、通常のカビ退治ならこれで十分。
カビキラーは最終兵器としてストックしています。
これは便利!自作カビ退治剤
それでもまだ薬品コストが掛かっちゃいますよね。
僕はこれを使っています。
「キッチンハイターの安いバージョンを水で薄めたやつ」
100均でも買えますし、ホームセンターで80円くらいで売っているのもあります。
実はカビキラーも、ホームセンターカビ取り剤も、キッチンハイターシリーズも
原料は同じ「次亜塩素酸塩」なのです。つまりプールや水道水の除菌で使っている塩素ですね。
カビキラーは何が違うのかというと「泡の質」です。
これを逆手に取って、泡も自分で作っちゃいましょう!
自作カビ退治の作り方
用意するもの
1.キッチンハイター
2.水
3.食器用洗剤
4.ジョンソンカビキラーのスプレー
キッチンハイターと水の割合は1:5くらい。食器用洗剤もキッチンハイターと同じくらい入れましょう。泡の具合によって好きなように調整してください。
元々これを作ったきっかけは、無くなったカビキラーの残り汁が勿体無くて水で薄めて作ったのがきっかけでした。
なので厳密に1:5でなくても大丈夫。気軽にブレンドしてみてください。
ただし、スプレーに関してはメーカーのカビ取り剤の空き容器を使うこと。
僕は100均のスプレーや、ホームセンターのカビ取り剤の空き容器でも試しましたが、
100均スプレーは、霧が細かく出過ぎるため効果が弱くなるうえ、自分も吸い込みやすくなってしまって大変危険な目に遭いました。
ホームセンターのカビ取り剤のスプレー容器は、自作の液体と相性が悪いらしくすぐ詰まってしまいました。
カビキラーの値段には「スプレーボトルの性能」も入っているようです。
僕はこれで大体のカビを取り除いています。
錆びやすいところは手っ取り早く、お風呂場のパッキンや食器かご、歯ブラシたてなどはこれをかけて数分放置し、水でさっと洗うだけで綺麗になります。
コップの生臭いのも取れますよ。
うちは壁などのカビもすごいので、キッチンペーパーに吹きかけて壁を拭くなどしています。ただこれは荒療治なので、皆さんはちゃんと目立たないところなどで試してみてからにしてください。
10年以上やっていて僕は問題が発生したことは一度もないのですが、一応行っておきますね。くれぐれも自己責任で(笑)

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