コロナ時代の旅のプランニングとは
コロナ時代になって僕の旅のあり方もずいぶん変わりました。
大好きな海外旅行もなかなか行けず、世界でコロナが落ち着いたとしてもアジア圏などは正直まだまだ怖いなって思うし…。
そんなわけで最近は車の旅をしています。
旅の行き先はGoogleマップで決めます。
地図を見ながら行きたいところを眺め、検索窓に「ホテル」と入力すると大まかなホテルがわかるのです。
こうして見るだけで6,000円台から40,000円近い所までたくさんありますね。
この場合、平日や閑散期の料金が表示されていることが多いので、週末に旅をする場合は注意が必要です。
ホテルに「コスパ」は重要視したい
通常僕は、よっぽどロケーションがいいとか、何か付加価値がない限り1泊1万円以上のホテルは泊まらないようにしています。
理由は3点
「のんびりしたいから」
「気を遣いたくないから」
「コスパを考えて」
例えていうと、クルージング船の世界ってすごく憧れるんだけど、ドレスコードのある食事は面倒くさい…みたいなイメージです。普段の旅であまり疲れちゃうのもね。
※日本郵船公式サイトより
豪華なディナーやショーなどはとても好きだけど、そういう旅はそれモードで行くとします。
行ったことはないけど星野リゾートのリゾナーレ熱海はすごくいいところで、お部屋もものすごく豪華なんだけど、1泊20万円って言われると、たかだか一晩泊まるのにそれだけの価値がありますかね?と思ってしまいます。
きっと素晴らしいサービスがあるんだろうなって期待をしつつ、そっとしておいてほしいとも思うので、僕にとってはそういうサービスはあまり価値がないものなのかもしれません。
※リゾナーレ熱海公式サイトより
同じ星野の北海道トマムリゾートは「雲海」という付加価値があったりするので十分にありなんだけど、東京とか熱海とか普通の場所や、沖縄みたいに周りが素晴らしいところなら、ホテルのグレードはそこそこにするというというのが個人の見解です 笑
そんな中で今までよかったホテル(特にビジネスホテルになるんだけど)をいくつか紹介します。
ホテル評論家といえば瀧澤信秋さんが有名で、よくテレビはネット記事を見たりしますが、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する考え方には大変共感します。
http://hoteltakizawa.blog.jp/
僕のおすすめするビジネスホテル5選
一般的なホテルのジャンルには大きく分けて「シティホテル」「ビジネスホテル」「リゾートホテル」があって、その中でも比較的建物が新しく綺麗で、コスパの良いホテルとなると圧倒的にビジネスホテルが良いです。
そこそこいろいろなところを旅した中で、僕がおすすめするホテルを5つ紹介しますね。
その1 レンブラントスタイル御殿場駒門
レンブラントスタイル御殿場駒門は、東名高速の駒門PAのそばにあり、ETCのスマートICを使えば目の前という立地。山側のお部屋からは富士山が目の前に見えます。東名を走る車を夜な夜な眺めることができます。
安値の時なら、朝食バイキングがついて1泊3,000円台から泊まれます。
また、コンパクトなビジネスホテルながら大浴場と露天風呂が付いています。
ここのフロントにいらっしゃる男性の方が個人的に好きで、支配人のような雰囲気なんだけど、いろいろドジをするという(笑)
会員特典のレイトチェックアウトをお願いした際、目の前でコンピューターを操作してくれて、ルームキーパーさん宛のボードにまで記入しているのに翌朝10時過ぎたら部屋に電話がかかってきたりとか、通された部屋が予約と全く違ったりとか、普通だったらクレームになっちゃうんだけど、一生懸命やってくれているからなぜか笑って許せてしまうのです。
勝手に僕の中で「ドジ支配人」とあだ名をつけています。笑
チェックインの時にフロントでバーコード付きの紙を渡されてチェックイン機械に行っても読み取らず、結局手作業でチェックインをするとか色々文句があるけど、居心地の良さが優ってそれも許せる範囲なのです。
あと、アプリから直接予約ができないとか、色々文句が出る出る!!
でも惚れてしまった僕の負けなのかな?笑
その2 ココグラン高崎
ココグラン高崎は、高崎駅の目の前にあるちょっと異質なホテル。
シティーホテルとビジネスホテルのあいのこといった感じかな?
1泊1万円程度で、ビジネスホテルとしてはお高めだけど何せ雰囲気がものすごくいいのです。
ロビーはこんな感じ。
お部屋も立派で、逆にこのお値段でいいの??というくらいコスパがいい。
お部屋にはマッサージチェアもあり、アメニティも充実してます。
そしてもちろん、大浴場&露天風呂もあります。
高崎の駅って結構賑やかなので、街を散歩するだけでも楽しいし、部屋からは東京と新潟を行き来する新幹線も見えたりして、鉄道好きならたまりません。
高崎から行けるグルメ旅
高崎駅ビルのOPAには前橋と高崎しかないドーナッツ店「サザンメイドカフェ」があります。
ドーナッツは温めてくれるので、熱々をいただくことができます。
OPAの入口の吹き抜けの横にあるので、ゆっくりとティータイムを楽しむことができました。
近くにある有名なスパゲティ屋さん「シャンゴ」も車で5分くらいの場所にあります。
高崎の老舗で、高級な店構えですが、庶民的な味と値段で安心できます。
もちろん定番の「シャンゴ風パスタ」をいただきました。
宇都宮へ足を伸ばせます
高崎から宇都宮に1時間半ほど移動して、有名な餃子「みんみん」も楽しむことができました。
宇都宮餃子の二大勢力「みんみん」と
「宇都宮餃子館」の食べ比べ。
餃子なんて一緒じゃない?と思っていましたが、どちらも全然違っていてびっくりしました。
宇都宮餃子は奥が深い!とてもまだ宇都宮餃子を語る域までたどり着けませんでした。笑
宇都宮を観光してみた
そして栃木県といえば「大谷石」
大谷資料館はいろんな映画やMVに登場するので一度行ってみたかったのです。
すごい!この迫力!
よくこれだけ切り出したものですね。しかもこの空間がちゃんと崩れずにいるなんて。
入館料800円ですが、その価値は十分にありました。
帰り道に気をつけてみると大谷石でできた建物がたくさんありました。
宇都宮駅近くの公衆トイレも大谷石でした。
高崎から那須も行けちゃいます!
高崎に宿泊すると那須まで足を伸ばせます。
那須の道の駅「湯の香しおばら」にある「あぐりのカフェ」は、地元産の米粉を使ったスイーツが特徴。
添えてある大根の漬物がまた美味しい!
何気なく施設の中にありますが、自家製米粉スイーツは絶品なので、那須に行った際は是非!
観光情報が長くなっちゃいました(笑)
高崎って普通旅の通過地点なのであまり宿泊を考えないかもしれないけれど、軽井沢などのベースキャンプとして考えるとアリかもしれませんね。
その3 沼津エルムリージェンシー
沼津にあるエルムリージェンシーは伊豆や箱根の観光に最適なベースキャンプ。
お部屋は15m2とコンパクトですが、快適でコスパは非常に良いです。
週末でも3,000円台で泊まれたりします。
僕の好きな大浴場は残念ながらないのですが、コーヒーサービスや無料のレンタサイクルなどがあります。
文字にするとウリが弱い感じになっちゃいましたが、このお値段ならきっと満足できますよ。
沼津エリアのグルメ情報
沼津は大きな港があるので海鮮が有名ですが、今回はちょっと違ったグルメを2つ紹介します。
1.グランマ シーサイド店
沼津港から南に少し走った海沿いにあるケーキ屋さん。
ここのカフェは眺めが最高です。
夕焼けがたまりません。
ケーキとコーヒーも美味。
ハロウィンの季節だったのでこんな可愛いケーキがいただけました。
ちょっと食べるのがかわいそうでした。笑
2.たまご専門店 TAMAGOYA
エルムリージェンシーから車で5分。
伊豆・村の駅の中にある「たまご専門店 TAMAGOYA」は、卵を使った本格的なご飯からスイーツまで揃っています。
今回いただいたのはモーニングメニュー。
デミグラスオムライスです。
卵がふわふわで本当に美味しかった。
でも人気店なので、少々待つことは覚悟してください(笑)
スイーツもたくさんあったのですが、今回はお腹いっぱいでギブアップです。
エルムリージェンシーは一般的には地味な場所ですが、周辺には魅力的な場所がたくさんあるので、ベースキャンプ地としてぜひ!
その4 グランワイズ熊谷駅前
熊谷の駅近くにあるグランワイズ熊谷駅前。
ここはアパホテルの系列なんですね。
熊谷って旅の時に泊まるイメージはあまりないですが、神奈川の人が北方面に旅をするなら、朝の渋滞を避けて出かけるために前のり感覚で泊まるにはもってこいの場所です。
文句みたいになっちゃうのですが、ホテルとして考えるよりは「いい意味での合宿所」と考えた方がいいです。
1泊3,000円で大浴場+サウナ付き、そして朝夕のご飯がつくのですから。
夕飯のカレーはセルフサービスですが、なんせこのお値段に含まれてます。
朝ご飯は「究極の卵かけご飯」です。
これも宿泊料金に含まれていますよ。
ちょっと日常と違った気軽な旅と考えれば、このホテルの満足度はとても高いです。
その5 ドーミーイン
ドーミーインは特定の場所ではなく、全国のドーミーインをおすすめします。
僕が考える「信頼と実績No.1」のビジネスホテルです。
全国で展開しているこのホテルチェーンは以下のサービスが必ず付いています。
・大浴場と露天風呂(ホテル名に「天然温泉〇〇の湯」とついていれば天然温泉です)
・夜鳴きそば 21時から宿泊者に無料で提供されるあっさり味の醤油ラーメン
まずは大浴場からご紹介!
全国どこに行ってもとても風情のある作りの大浴場が多く、本当に温泉旅館に旅しに来た気分になります。
お風呂上がりにはアイスキャンディーやピルクル(ヤクルト的なやつ)が無料でいただけるホテルもあります。
そして夜鳴きそばはこちら。
この「小腹の足しに」という悪魔の謳い文句。
そしてラーメンなのに「夜鳴きそば」というネーミング。
無料で提供されるなんてたまりません!
通常のビジネスホテルと比較するとお値段は1泊8,000円前後と少々高めですが、満足度は非常に高いです。
部屋も広くて快適です。
残念な点は駐車場が有料なところが多いのと、朝食が別料金ということ。
このあたりをもう少しうまくパッケージしてくれればもっとお得感が出ますね。
ただし全国的にどこでも一律にちゃんとしている。ここが「信頼と実績」と言えるところですね。
みなさんも、コロナ時代にGoogleマップで「安全な旅」をプランニングしてみてください。
それではまた。

ホテルに宿泊する時に気になることを、ねまきの快適さ、Wi-Fiの有無など「細かすぎる視点」で評論していきます。
食べることも大好きなので、ホテルのご飯はもちろん、近隣のグルメ・観光情報もお伝えします。